テレワークの課題は?4つのデメリットと解決方法

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自宅やサテライトオフィス、また移動中にモバイル端末を使って働くことができるテレワーク。多様な働き方を実現することで、働き方改革の推進や人材確保といったメリットが期待できます。ただその一方で、導入することの問題やデメリットと考えられている点もあるのが現状です。今回は、日本企業におけるテレワークの課題やデメリットと、その解決方法を紹介します。

◆目次
課題1:遠隔でのコミュニケーションが困難
課題2:テレワーク社員の労働実態を把握しにくい<
課題3:テレワーク社員の管理や評価をしにくい
課題4:テレワーク端末のセキュリティに関するリスク
テレワークの課題は生産性向上のヒント

課題1:遠隔でのコミュニケーションが困難

テレワーク導入にあたり、まず課題となるのが社員間のコミュニケーションの方法です。ひとつの仕事を共有しながら働くケースが多い日本企業において、テレワークをする社員、またテレワーク社員と共に仕事をする同僚も、顔を合わせた会話ができないことを不安に思うことがあります。また、テレワーク社員にとっては、共に働くスタッフが周りにいないため、孤立を感じてしまう可能性も生じます。

遠隔でのコミュニケーションをスムーズに行うために、テレビ会議やチャットツールなど、対話をサポートする新システムを導入しましょう。また、顔を合わせたミーティングを定期的に行うなどして、社員間で信頼を得ながら働くことができる仕組みを作ることが重要です。

課題2:テレワーク社員の労働実態を把握しにくい

勤怠管理上の課題

テレワークは、オフィスに出勤する働き方よりも、社員の業務開始時間や終了時間、また労働時間の長さといった就労実態を把握しにくいという課題があります。

テレワーク社員の労働時間を正しく把握するために、勤怠管理の方法を確立しましょう。メールや電話で勤怠を報告するルールや、スマートフォンやモバイル端末で利用できる勤怠管理ツール、またパソコンの操作ログによって勤怠を記録するシステムの導入がおすすめです。

オンオフの切り替えが難しい

テレワーク社員は、管理者や他のスタッフがいない自宅などの場所で働くため、オンオフの切り替えが難しく、労働時間が長くなる、また深夜労働やサービス残業をしてしまう等のリスクも発生します。

適正な勤怠管理と併せて、労働時間に関するルールを作り徹底することで、テレワーク社員が安心して働ける仕組みを作ることが重要です。また、パソコンの使用状況を記録できる操作ログ機能は、サービス残業や深夜労働の防止に役立ちます。

課題3:テレワーク社員の管理や評価をしにくい

上司が部下を管理できないという懸念

管理職にとって、顔を合わせて働く部下と比べて、テレワークをする社員は目が届きづらく管理がしにくいのではないかという懸念があります。

この不安を解消するためには、まずは常に部下を目の届くところに置いて監視すべきという考え方を改める必要があります。また、顔を合わせてなくても適切な指示が行えるよう、指示を受けるテレワーク社員の状況をふまえて、指示の出し方や仕事の納期の設定方法をあらかじめ決めておきましょう。

指示の受け方や評価に対する不安

テレワークをする社員にとっても、上司からの指示や判断を受けづらい、また指示を受けたとき、現在進めているタスクと新たなタスクのどちらを優先すべきかわからない、といった課題があります。上司に仕事ぶりを見られていない分、きちんと仕事をしていることを把握されているのか、また適切に人事評価がされるのか、という不安も生まれます。

テレワーク社員の業務を過小評価、過大評価しないように、業務にかかる時間や難易度を管理職が把握することが重要です。また、テレワークなどの多様な働き方をする社員を正当に評価するために、労働時間の長さを評価するのではなく、仕事の成果を評価する人事制度を採用する必要があります。

課題4:テレワーク端末のセキュリティに関するリスク

テレワーク導入に慎重になる理由として、情報セキュリティ面での不安が挙げられるケースもあります。テレワーク導入に際しては、社員が社内のみで仕事をするケースよりも、外部に情報を持ち出すことによる情報漏洩のリスクが高まります。自宅やサテライトオフィス、また移動しながら働く社員が使用する端末のセキュリティに関して、十分な対策が必要です。

まずは、テレワークの運用を想定して、社内のセキュリティーポリシーを見直しましょう。その上で、ウィルス対策ソフトの導入やパスワード管理の徹底など、セキュリティ対策を万全に行います。

端末の紛失や盗難といったリスクに対しては、テレワーク端末の所在や利用者の管理、また機密性の高いデータは暗号化する、データのバックアップを取るなどの対策が有効です。

また、テレワーク対象社員に、情報セキュリティやトラブル時の対応などに関する研修を行いましょう。テレワークを行う社員自身がセキュリティに関する意識を高めることが、情報管理上の事故を防止するために重要です。

テレワークの課題は生産性向上のヒント

テレワーク導入の検討を開始すると、社員が事業所内で働いている間は生まれなかった勤務上の課題が多く見えてきます。ただ、テレワークに関する課題を解決していくことで、効率的に仕事を進めることが可能になり、テレワークだけでなく、全社的な働き方改革の推進にもつながります。会社全体の生産性向上のためにも、テレワークの課題解決に積極的に取り組みましょう。

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