テレワークで集中できない人へ!よくある悩みと解決策

From: 働き方改革ラボ

2020年06月23日 07:00

この記事に書いてあること

テレワーク、集中できていますか?

感染症対策の一環としても、多くの人が実践している在宅でのテレワーク。在宅勤務を本格的に始めてみて、通勤がないことやリラックスして働けることにメリットを感じつつ、なかなか集中できないという悩みも抱えていませんか?そこで今回は、「テレワークがはかどらない!」という方のよくある悩みのタイプ別に、解決策をお伝えします。

仕事にすぐに取りかかれない人は?

仕事用の服に着替える

外出や、ビデオをオンしたリモート会議の予定がないからと、起きたままの服装や部屋着で在宅勤務をする人もいるでしょう。服を着替えずに1日を始めると、生活の延長でダラダラと時間を過ごしてしまいがち。始業時間になってもすぐに仕事に取りかかれないこともあるでしょう。気持ちを切り替えるために、仕事を始める前に、人に会っても問題ないような仕事着に着替えましょう。

仕事を始める前のルーティーンを作る

仕事モードになかなかなれないという人は、仕事前のルーティーンを作りましょう。一定のルールを決めて行動をパターン化すると、仕事に取りかかるまでの流れが生まれます。仕事前にコーヒーを飲む、シャワーを浴びて着替えるなど、気持ちを切り替えやすい行動や、自分が好きなリフレッシュできる習慣がおすすめです。仕事を始める時間を毎日一定にすることも、うまくルーティーン化するコツです。

通勤にかかっていた時間で好きなことをやる

通勤にかかっていた時間を使って好きなことをするのも、テレワークの生産性を上げるためにおすすめです。テレワークは職場への通勤がないため、一息ついたりニュースを読んだりする時間がなく、オンとオフの区切りをつけにくいと感じている人もいるでしょう。そんな方は、身支度などの準備ができたら、仕事を始める前の30分ほどの時間で読書や運動などの趣味を楽しんでみましょう。好きなことをしてリラックスすると、気持ちの切り替えがスムーズにできます。

集中できる音楽をかける

音楽やラジオをかけることも、仕事モードへの移行に便利です。在宅勤務中は自分の好きな環境で働けるため、お気に入りの音楽を聴きながら仕事ができます。歌詞や言葉が気になってしまう人は、歌詞がないリラックスできる音楽をかけたり、ラジオの音を小さくして流し続けたりするのがおすすめです。

家にある誘惑に負けてしまう人は?

リモコンやスマホを手の届かない場所に

上司や同僚が近くにいない在宅勤務では、ついテレビのリモコンや雑誌に手が伸びてしまうという人も。そんな人は、テレビのリモコンや趣味に関わるものを目の届かないところに置くのがポイントです。私用のスマートフォンに届くメッセージや通知に気を取られて、仕事が中断してしまうこともあるでしょう。仕事に必要がなければ、スマートフォンも手の届かないところに置くと集中できます。

休憩までの時間をタイマーで計る

在宅勤務中でも、仕事用の部屋を確保できる人ばかりではありません。ソファやベッドのある生活スペースで仕事をしなければならないケースもあるでしょう。集中力が続かずにソファなどですぐに休んでしまうという人は、あらかじめ休む時間を決めることがおすすめです。一定の時間仕事をしたら休むというルールを決めて、次の休憩までの時間をタイマーで計り、それまでは集中するように意識しましょう。

1時間だけ集中する

ソファや趣味のアイテムなど家の中にある誘惑に負けそうになったら、その次の予定は考えず、まずは1時間だけしっかり仕事をしてみましょう。お昼まで、夕方までという区切りではやる気が出なくても、1時間だけと決めると仕事に集中しやすくなります。1時間だけの音楽のプレイリストを流して、音楽が終わるまではがんばると決めるのもおすすめです。

家事や家族が気になってしまったら?

早起きして仕事をしてみる

在宅勤務中に周りにいる家族が話しかけてきたり、ペットが気になったりして仕事に集中できない人もいるでしょう。そんなときは、早起きして仕事をするのもひとつの方法です。家族がいる中で無理に仕事をしようとすると、お互いにストレスが溜まります。1日の中で仕事がはかどらない時間帯があるということは受け入れて、早朝の1時間だけでも集中できる時間を作ると、日中の仕事の負担が減ります。

耳栓やヘッドフォンで音を遮る

耳栓やヘッドフォンで音を遮ることも、テレワークで集中するコツです。在宅勤務中は、家族の声や家事の音だけではなく、家の外から聞こえる音が気になって仕事がはかどらないこともあります。外から受ける刺激をできるだけ減らすことで、仕事以外に意識が移るのを防ぐことができます。

リビング以外の場所を仕事用に確保する

リビングで仕事をしていると、洗濯や洗い物などの家事が気になってしまいがちです。面倒な仕事を抱えていると、つい今やらなくてもいい家事に手をつけてしまうこともあるでしょう。家事から距離を置くために、できるだけリビング以外に仕事用の場所を確保することがポイントです。リビング以外に場所がない場合は、壁向きに仕事用のデスクを置くなど、生活スペースが目に入らない工夫をしましょう。

それでもダメなら?

散歩して気分転換

在宅での仕事に集中できないときや、仕事が行き詰ってしまったときは、散歩に出て外の空気を吸いましょう。リフレッシュできて気分の切り替えができます。在宅でのテレワーク中は通勤や移動時間がない分、運動不足に陥りがちです。同じ姿勢で仕事をし続けることは肩こりや腰痛の原因にもなるため、1日に1回は外を歩くことがおすすめです。

昼寝する

疲れて仕事が手につかないときは、思い切って昼寝をしてみましょう。食事後など一定の時間に眠くなってしまう人は、毎日30分など時間を決めて昼寝をするのもおすすめ。眠いままダラダラと仕事をするよりも、昼寝をしてスッキリした頭で取り組むほうが生産的です。昼休みを活用するなど、会社のルールが許す範囲で、疲れや眠気をうまく解消しましょう。

たまには誘惑に負けてみる

休みたい、テレビが見たい、スマホをチェックしたい……そんな気持ちがこらえきれなくなったら、誘惑に負けてみるのもひとつの手です。やりたいことが気になって集中できない状態でいると、仕事も思うように進みません。好きなことをやったら気分がスッキリして、その後は仕事がグッとはかどるなんてことも。好きなことをやりすぎないように、あらかじめ仕事を再開する時間を決めるのがポイントです。テレワーク中も、上手に気分転換を取り入れましょう。

集中とリラックスのメリハリが大切

在宅勤務で仕事がはかどらないという人は、ご紹介したポイントの中からまずはひとつ取り入れると決めて、実践してみましょう。仕事が効率的に進めば、ランチをゆっくり食べられた、仕事が早く終わって趣味を楽しめるようになったなど嬉しい経験が得られて、集中するクセがつくでしょう。疲れたら無理をしないで休む、休憩中には好きなことをするなどのメリハリも大切。ひとりで仕事に没頭しているうちに疲れて、集中力が途切れてしまうこともあるかもしれません。がんばりすぎないことも、テレワークがはかどるコツです。

記事執筆

働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営

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