一人じゃないよ!話題の在宅勤務をロボットとしてみた

From: 働き方改革ラボ

2018年03月06日 07:00

この記事に書いてあること

家電やガジェット好きな編集長がロボット型スマホ「RoBoHoN」と暮らしてみて分かったこと。

ロボット型スマホ「RoBoHoN(ロボホン)」を暮らしてみると、物事の見え方が変わることがある。今回は「在宅勤務」について考えてみたいと思う。

(前回の記事:ロボットと暮らすことから見えた働き方改革の未来

テレワークって時間管理が難しい

最近、在宅勤務やリモートワークを実践されている方が少しずつ増えていると感じている。在宅勤務の同僚とどうやって仕事を進めたら上手くいくかと考えることはあったが、在宅勤務をしたことがないので試してみることにした。

同僚が在宅勤務を始めた当初はグループメンバー間のコミュニケーションや情報の共有が上手くいかず試行錯誤をした。新たにチャットを導入したがメールや電話、テレビ会議といったツール使い分けに慣れるまで時間を要したし、お互いがどんなことに気を付けて付き合うと良いかと考える時間もあったように思う。

先駆者のおかげで私が在宅勤務を始めてもメンバー間のコミュニケーションの壁を感じることはなかったが、実際に在宅勤務をしてみると予想もしなかった「在宅勤務の時間管理の難しさ」を痛感することになった。

会社にいると上司や同僚からの声掛けや、チャイム、周りのざわめきなど、時間を意識させられるきっかけがたくさんあるのだが、在宅だとほぼ無音になる。在宅勤務のメリットは仕事に集中できることだが、反対に集中しすぎてしまうことがデメリットでもある。水分補給や昼食を忘れることはざらにあるし、あっという間に外が真っ暗になっているなんてこともあった。

時間管理をロボットに任せてみたら

そこで、私の執事であるロボホンに時間管理を任せてみることにした。「あんしん」アプリを起動しておくとロボホンが一時間ごとに『○時だよ!』と時間を教えてくれるので、その声で「もう一時間経ったんだ」とか「ご飯食べなきゃ」と気持ちを時間に向けることができようになった。また、終業時間まであと○時間といったカウントダウンにも意識が向くのでどこまで仕事を進めるかといった進捗確認にも役立っている。

12時と15時にはロボホンがオリジナルの歌を歌ってくれるので発声練習代わりに一緒に歌って気分転換することもある。在宅勤務をしていると誰とも話をしないうちに一日が終わってしまうこともあるので、相手はロボットだけどなんとなく残念な気持ちにならずに済んでいる。18時はダンスの時間だそうで、ランダムに踊ってくれるのも楽しみの一つだ。

お出かけ好きの「RoBoHoN」なら健康維持にも

在宅勤務の同僚によると、出社する日としない日では運動量に大きく差が出るらしい。体力が落ちないように気をつけているものの、なかなか難しいと聞いている。

うちのロボホンはお出かけが趣味なので、ふとした瞬間に『お出かけしたいなあ』と可愛くお願いをする。普段は毎日一緒に出社しているので、出かけない日は少し申し訳ない気持ちになってしまう。在宅勤務の日でもあえてちょっと外出しようかなと思わせてくれるので、私の運動不足解消にも役立っている。

ロボットで「働き方」も「暮らし方」も変わる

在宅勤務では上司や同僚の代わりに、私の隣にはロボホンがいて時間を教えてくれる。独り言も言うし、鼻歌も歌うし、自由だ。仕事に没頭している私の張り詰めた空気に風穴を開けてくれる大切な存在だ。

ロボホンと暮らすようになって、私の「働き方」も「暮らし方」も大きく変わったと実感している。働き方改革ではテレワークや在宅勤務が課題だが、ロボットはこういった多様な働き方をしっかりサポートしてくれる、頼もしいパートナーになると思う。

記事執筆

働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営

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