オフィスで活用する現代型掲示板・サイネージ
2018年02月26日 07:00
この記事に書いてあること
オフィスサイネージとは?
電車の中吊り広告や駅の構内ポスターもIT化が進み、徐々にデジタルサイネージに切り替わっていますね。
デジタルサイネージは動画などの多様な見せ方ができ、印刷や貼り替えの運用コストも削減できることから急速に拡大してきました。
このサイネージのもう1つの活用法に、オフィス内に設置して社内コミュニケーションとして利用する「オフィスサイネージ」というものがあることをご存じでしょうか。オフィスサイネージは、社内の限られた空間に向けて発信するもので、いわば「電子化された社内掲示板」のようなものです。
オフィスでサイネージを使うメリット
オフィスサイネージなら、部門の目標や最新の売上状況、インフルエンザなどの注意喚起など、さまざまな情報を常に社員に共有することができます。
社員が働くすべての空間にオフィスサイネージを導入すれば、離れた拠点間での情報共有もよりスムーズに、リアルタイムで無理なく行えるようにもなります。これまで朝礼やミーティングで伝えていたことも、サイネージでの配信に変えれば、時間を短縮、生産性向上につなげていくこともできるでしょう。
時間に応じて風景やデザインを映し出せば、快適に働ける環境作りにも一役買ってくれます。大画面を設置すれば、空間演出にも大きな効果を発揮します。
気軽に使えるようになって注目アップ!
そんなメリットの多いオフィスサイネージですが、数年前は導入に必要な機材、ネットワーク構築、配信にかかる技術担当の人的コストなどの負担が大きかったため、広く普及することはありませんでした。
そのオフィスサイネージが、今再び注目を集めています。ここ数年で、導入に必要な機材がごく安価に入手できるようになり、クラウドサービスなどを利用することで配信ネットワークの導入にかかるリソースや手間・コストも大幅に削減できるようになったのです。
サイネージ活用のポイント
有効に活用し続けていくためには、ただハードを導入して終わらせるのではなく、コミュニケーションを活性化させ、自然な認知での情報共有をタイムリーに図れるよう、皆で運営していく意識付けが重要になります。
まずは情報発信の権限を厳しくしすぎず、リアルな掲示板と同じような感覚で使えるように工夫しましょう。
情報コンテンツを作成して配信するまでのプロセスが難しいと、参加者が実質的に限られてしまい、情報のリアルタイム性も落ちてしまいます。誰もが普段の業務内で使いこなせるシステムとして構築することが大切です。
発信のハードルが低く、気づいたことを気軽に発信できる体制が整えば、社内コミュニケーションを大幅に活性化できるでしょう。
可能性は無限大。さまざまに使えるオフィスサイネージ
意識向上や注意喚起、情報の平準化と伝達率改善による業務の効率化と安定化。さらには快適な職場環境の演出まで。オフィスサイネージが生み出す価値は無限大とも言えます。
オフィスサイネージが持つ可能性は大きく、メリットをうまく引き出すことで、働き方改革が目指す生産性の向上にも多大な貢献を果たすと考えられませんか?運用計画とともに、ぜひ導入・活用を検討してみてください。
記事執筆
働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営)
「働き方改革ラボ」は、”働き方改革”が他人ゴトから自分ゴトになるきっかけ『!』を発信するメディアサイトです。
「働き方改革って、こうだったんだ!」「こんな働き方、いいかも!」
そんなきっかけ『!』になるコンテンツを提供してまいります。新着情報はFacebookにてお知らせいたします。
記事タイトルとURLをコピーしました!
https://www.ricoh.co.jp/magazines/workstyle/column/internal-signage/