リモートワーク、どこでする?コワーキングスペースのメリット、デメリットとは
2019年02月07日 07:00
この記事に書いてあること
リモートワークを導入する企業が増えていますが、みなさん、どこで仕事をしていますか?もしもまだ使ったことがなければ、ぜひ一度試して欲しいのが「コワーキングスペース」!
今日は、「コワーキングスペースって何?」という人に向けて、基本的な仕組みと、メリット・デメリット、初めて行くときに確認すべき点を紹介します。
初めての人のためのコワーキングスペース1問1答
1.コワーキングスペースとは?
"行けば仕事ができる"ところ!仕事に必要な環境一式(例えば、オフィス、机、椅子、Wi-Fi など)"を、1人分から、時間もしくは月単位で使うことができます。
補足
英語で書くと、"Coworking Space"。
"Co"は英語で「共に」「一緒に」といった意味があるので、直訳すると"一緒にはたらく場所"という意味です。
2.どんな風に使えるの?
一般的には、法人利用or個人利用、月額会員or1Day利用から選んで使います。
補足
1Day利用は"ドロップイン"と呼ばれ、コワーキングスペースにより、○円/1時間、○円/1日などと定められます。
初めての場合は、"個人利用"で"1Day利用(ドロップイン)"ができるコワーキングスペースを探しましょう!
3.どこにあるの?
主要駅を中心に存在します。
補足
インターネットで、「駅名」や「路線名」、「エリア」+「コワーキングスペース」を検索すると、近くのコワーキングスペースを見つけられます!
4.いつ使えるの?
各コワーキングスペースの営業時間によります。
補足
9:00~20:00といった営業時間が多い印象ですが、たとえば、平日は~22:00/土日は?18:00と営業時間を分けた営業や、24h利用できるところもあります。
5.値段っていくらくらいなの?
500円~/1時間、2000円~/1日ほどが目安です。
6.誰でも使えるの?
はい、使えます!
"個人利用"で"1Day利用(ドロップイン)"ができるコワーキングスペースなら、今日これからでも使えますよ。
VS自宅/カフェ!コワーキングスペースを使うメリットとは?
リモートワークで選ばれることが多い、自宅やカフェと比較し、どのようなメリットがあるのでしょうか?
1.設備、2.利便性、3.集中できる度、4.コストの4点で比較を行います。
自宅
総評 無料で、移動の必要も、時間の制約もないが、家族や同居者がいると難しいケースも。人によっては誘惑との戦い。
1.設備 ◯
Wi-Fi は個の契約によるが、電源は問題なし。プリンタやスキャナなど、周辺設備の必要があれば追加で購入の必要あり。
2.利便性 ◎
移動距離が存在せず、時間の制約もなし。
3.集中できる度 ×
家族や同居者がいる場合は、静かな環境を用意するのが難しいケースも。またカフェ・コワーキングスペースに比べると、誘惑物が多く、人によっては打ち勝つ強い意志が必要。
4.コスト ◎
新たなお金は発生しない。
カフェ
総評 利便性はあるが、電源・Wi-Fiといった基本設備や、騒がしさに課題あり。
1.設備 △
電源サービスを提供するカフェが増えているとはいえ、席数が限定されていたり、タップも1口ということが多い。 Wi-Fi も無料の提供が増えてはいるが、会員登録や時間制限がある場合も。
2.利便性 ◯
店舗数が多く、必要な時に必要な場所で入りやすいことはメリット。但し、営業時間は制約に。
3.集中できる度 △
会話などで騒がしいケースが多く、集中できる環境とは言い難い。
4.コスト ◯
コーヒー1杯500円ほどと考えると、そこまで高くはない。
コワーキングスペース
総評 設備・集中できる環境は文句なしだが、お金がかかる!
1.設備 ◎
Wi-Fi は標準提供、電源も複数タップ提供されることが多い。またコワーキングスペースによっては、プリンタ、スキャナ、ホワイトボードなど周辺設備の提供もあり。
2.利便性 ◯
主要駅中心になるのは不便だが、深夜や24h営業しているところもあり、時間の面では利便性あり。
3.集中できる度 ◎
基本的に仕事や作業を目的にしたユーザーのみのため、静かで集中できる環境。
4.コスト ×
2000円?/1日ほど。自宅やカフェに比べると大きなコスト。
初めて行くときに確認すべきポイントは?
そろそろ、コワーキングスペースに興味が湧いてきましたか?
最後に初めて利用する方に向けて、確認のポイントを紹介します。
1."個人利用"の"1Day利用(ドロップイン)"があるか?
法人利用や月額会員のみとしているコワーキングスペースもあります。必ず確認しましょう!
2.利用したい日に、1Day利用(ドロップイン)をやっているか?
1Day利用は、平日のみというケースもあります。
3.利用したい日の、営業時間と価格
平日と土日で営業時間が異なる場合があります。
価格についても、深夜や土日は価格が異なるケースもあるので、あわせて確認が必要です!
4.利用したい日に、新規会員の登録を受付ているか?
新規の登録は、平日のみというケースもあります。不安な場合は、事前の確認を!
まとめ
今日は、コワーキングスペースの基本と、メリット・デメリット、初めて行くときに確認すべきポイントを紹介しました。
コワーキングスペースには、個性があります。
内装や雰囲気がアットホームだったり、スタイリッシュだったり、クリエイティブだったり。また、お水やコーヒー、お菓子などのアメニティがある場合もあります。交流に重きをおいて、イベントなどを開催しているところも。
初めてコワーキングスペースに行って、「なんとなく、しっくりこないな」と思っても、良ければいくつか試してみてください。
お気に入りのコワーキングスペースが見つかることを願っています。
記事執筆
働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営)
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