アシストロボット/アシストスーツとは?働き方が変わった活用事例を紹介!

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アシストロボット

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物流や製造業の工場など、従業員の身体に負担のかかる業務が行われている職場でも働き方改革が求められています。自分の体を使うことが求められる分野で働き方を変える手段として注目されているのが、人の作業を補助する装着型ロボットです。
今回は、そんなアシストロボット、アシストスーツと呼ばれるこのロボットが登場した背景や、アシストロボットで実現できることを解説。あわせてどんな活躍をしているのか具体的にイメージできるように、物流や運送現場のほか、介護や農業などのアシストロボット活用事例もご紹介します。

働く人を助けるアシストロボットとは?

アシストロボットとは、身に着けて使うことで、重量物の持ち上げなどの際に生じる体の負担を軽減するロボットです。モーターを使用するロボットと、人工筋肉を使う非電力タイプに分類され、アシストスーツとも呼ばれます。
体に背負うように装着して物を持ち上げるときの腰の負担を軽減するタイプや、腕の動きをアシストするタイプ、また足に取り付けることで歩行をサポートするロボットも。業務用のほか、介護やリハビリテーション、高齢者の生活補助の目的でも活用されています。

アシストロボットは、人材不足が深刻化する製造業の現場、物流、農業、介護などの分野で、省人化・省力化を実現する目的で注目されています。また、災害現場での瓦れき除去作業などに活用された事例もあります。

アシストロボットの価格は、1台50~150万円程度。製品によっては、数日間のレンタルや月額でも使用できます。バッテリー不要で空気圧を使用するタイプでは、20万円以下で購入できるアシストロボットもあります。

アシストロボットは働き方をどう変える?

では、人の作業を補助するアシストロボットは、仕事の現場でどのように役立つのでしょうか。アシストロボットが変える働き方について解説します。

労働者の負担軽減・健康増進

アシストロボットは、労働者の足腰を中心とした体にかかる負担を軽減します。重量物を持った時の腰の負担を減らしたり、荷物を持った腕の動きをアシストしたりするロボットは、荷物を運ぶ作業が多い製造業や物流の現場で役立ちます。中腰作業の姿勢維持をサポートするアシストロボットもあるため、中腰での作業が多い建築現場で働く人の腰への負担も減らします。
介護の分野でも、人を車椅子やベッドへ移動させる重労働の負担を軽減。従業員が腰など体を痛めることを防ぎ、健康に働ける状態を維持できるほか、体力面や怪我を理由にした離職も防げます。

女性や高齢者の活躍を推進

アシストロボットは、男性と比較して筋力が弱い女性や高齢者の活躍も推進します。アシストロボットのサポートにより作業負担が軽くなるため、重量物の運搬作業が発生する現場で女性が働きやすくなります。
ロボットの補助が疲労を軽減するため、体力の低下による怪我の対策にもなり高齢者でも負担を減らして働けます。また、ロボットがあることで年齢・性別に係わらず幅広い層をターゲットに採用活動ができるため、人材確保にもつながります。

作業のスピード化による労働時間削減

アシストロボットを活用すると、重量物の運搬や中腰作業の負担が減るため作業がスピードアップします。疲労軽減によって従業員のモチベーションや作業効率も上がるため、労働時間が短縮。従業員にとって働きやすい環境が実現するだけでなく、長時間労働の問題が解決できます。

労災リスクを軽減

長時間、中腰を維持したままの作業や、重量物の繰り返しの上げ下ろしといった重労働は、腰痛などの従業員の体のトラブルを起こします。
また、重労働による疲労蓄積が、従業員の注意力や体力の低下を招くことも。疲労への対処をしないことが、事故や大きな怪我につながることもあります。アシストロボットは従業員の体力消耗や疲労蓄積を減らすことができるため、労災リスクを下げるという効果もあります。

アシストロボット導入事例で使用シーンを紹介

では、アシストロボットは実際にどのように活用されているのでしょうか。物流や製造業、農業や介護の分野での活用事例をご紹介します。

サントリーロジスティクス株式会社

飲料メーカーグループの物流企業であるサントリーロジスティクス株式会社では、労働力不足という背景から、社員の再雇用によって人材を確保。ベテラン社員の作業負担軽減や採用活動促進を目的に、アシストロボットの導入を決めました。アシストロボットの活用によって、従業員の腰・膝への負担や、疲労感の軽減が実現。採用活動の円滑化という効果もありました。今後も、ベテラン社員の活躍推進や労災リスクの軽減を目指して、活用の幅を広げる見込みです。

住友林業クレスト株式会社

住宅関連部材や住宅設備機器などの製造販売を手がける住友林業クレスト株式会社では、多くの荷さばき作業が発生する工場で、社員が体を壊し業務を継続ができないケースが問題視されていました。長く勤務できる労働環境の整備と社員の健康増進を目指し、アシストロボットを導入。荷さばき業務に携わる社員が常時着用したところ、使用者の腰への負担軽減が実現。社内の別工場への展開や、腕の負担を軽減するパーツの追加導入も検討しています。

三浦農園

最先端技術と昔ながらの知恵を融合させた農業に取り組む三浦農園では、野菜の定植などの中腰作業の負担軽減のためアシストロボットを導入。定植、収穫、箱詰め、出荷まで、中腰による仕事が多く腰に負担がかかる農作業において、足腰への疲労軽減が実現しました。さらに農作業のスピード化も実現。今後も最先端の技術を取り入れて効率化を図りながらも農法にこだわり、「楽しい農業」の実現を目指す見込みです。

さわらびグループ

病院、老人保健施設、特別養護老人ホームなどを運営するさわらびグループでは、高齢者の介助を行う介護福祉士の多くが悩む腰痛が課題でした。コルセットや体のケアなど、腰痛対策に時間や費用がかかり、介護福祉士の負担になっていました。そこで腰痛対策の一元化を目指し、アシストロボットを導入。着用することで体の負担が軽減し、腰痛や疲労が低減するという効果がありました。

アシストロボット活用を選択肢に!

人手不足や省力化、生産性向上の課題解決策として注目されているアシストロボット。人材の体力差の問題も解消できるため、採用面の効果も期待できます。アシストロボットは一定の導入費用が発生しますが、レンタルで使える製品もあるため、一度試用して効果を測ることもひとつの方法です。
ただ、アシストロボットの最大のメリットは、従業員の重労働をなくして、働きやすい環境を実現できること。貴重な人材に、長く健康にモチベーション高く働いてもらうために、アシストロボットの活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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参考・出典

アシストスーツ導入事例 サントリーロジスティクス株式会社│ユーピーアール株式会社
アシストスーツ導入事例 さわらびグループ│ユーピーアール株式会社
導入・活用事例 住友林業クレスト株式会社│株式会社ATOUN
“着るロボット”で、「しゃがむ」「立つ」「中腰の維持」がラクに│マイナビ農業

この記事を書いた人

リコージャパン株式会社
リコージャパンは、SDGsを経営の中心に据え、事業活動を通じた社会課題解決を目指しています。
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