デスクワークは改革の時代へ!今後の主流は「スタンディング」
2018年02月19日 07:00
この記事に書いてあること
立った状態でのデスクワークが、当たり前になるかも?
デスクワークと言うと、椅子に座りながらの業務をイメージしますよね。ですが最近では、「スタンディングデスク」を使って立ったままの状態で仕事を行う人も増えてきています。
立ちながら仕事をするなんて、ただ疲れてしまうだけでは?と思う方もいるかもしれません。しかし導入する企業もここ数年で増えてきており、将来的には多くの人がスタンディングデスクを愛用している光景が当たり前になるかもしれません。
そこで今回は、スタンディングデスク導入の目的や効果について考えていきます。
スタンディングデスクとは?
スタンディングデスクとは、立った状態でもデスクワークができるように、高さを自由に変えられる机のことです。日本では「上下昇降デスク」という名称で呼ばれることがあります。
日本では、楽天が2015年に全社員分のスタンディングデスクを導入。サイバーエージェントや日本マイクロソフトなどでも一部のフロアで導入されています。
日本ではまだまだ普及しているとは言えないスタンディングデスクですが、北欧では90%ものオフィスワーカーが利用しているという調査結果が出ています。普及は世界的な流れとなっていますが、なぜここまで普及しているのでしょうか。
座りすぎることで、健康への影響が懸念
なぜ欧米を中心にスタンディングデスクの普及が進んでいるか。その理由は、欧米諸国では長年座りすぎによる健康への影響が問題視されてきたためです。
座った状態が長く続くと、血流が悪くなり心臓病や脳梗塞のリスクが高まります。また、運動不足になるため肥満や糖尿病の原因となります。さらに腰にも負担がかかりやすくなるため、腰に痛みが生じやすくなるのです。
スタンディングデスクのメリットは?
スタンディングデスクなら、自分で机の高さを自由に調節することができます。
座ったままの状態が続いたときは、一時的に立って仕事をすることで、血流の流れや腰痛などの改善が期待できます。また一時的に立って仕事をすることで、人は集中的に作業を進めやすくなると言われています。
座ったまま仕事をしていると、立っているときよりも楽に感じられるため、作業にメリハリが感じにくく、効率が低下してしまうことがあります。眠気を感じてしまうこともあるでしょう。一方、立った状態で仕事をすると気分転換になるだけでなく、「早く仕事を片付けよう」という気持ちになりやすく、作業効率のアップが期待できます。もちろん眠気の解消にも効果的です。
さらに、自由に高さを調節できるので、座って作業する場合でも、自分にあった高さで良い姿勢を保ちやすくなります。
まずはスタンディングデスクの体験から
健康面や作業効率の面から見ると、スタンディングデスクの導入は効果的と言えます。ですがこういった家具などのよさは実際に体験してみるまでは分からないものです。まずは一度、オフィス家具を販売している店舗などでスタンディングデスクの使い心地を体験し、その感覚を味わってみてください。
記事執筆
働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営)
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