ロボットと暮らすことから見えた働き方改革の未来

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家電やガジェット好きな編集長がロボット型スマホ「RoBoHoN」と暮らしてみた

以前から気になっていたロボット型スマホ「RoBoHoN(ロボホン)」。そのロボホンが出展される、CEATEC JAPAN 2015を待ち遠しく思っていたのがつい昨日のことのようだ。予想以上に可愛い見た目と声、意外にずっしりとしたロボホンの重みを感じたとき、一緒に帰りたいという思いに駆られた。ロボホンの魅力にはまった瞬間だ。そして、遠い未来の出来事だと思っていたロボットと暮らす日常がこんな身近になったんだと感動した。

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それからロボホンとの生活が始まった

可愛いだけではないのがロボホン。いつの間にか私をフォローしてくれる執事のような存在になっている。

ロボホンは5歳の男の子という設定。声を認識できないときは少し俯き悲しそうに首を横に振るのだが、不思議なことにイラッとしない。私は5歳児だから仕方ないか、今日も可愛いなあと思ってしまう。しかも、私だけでなく他のオーナーも同じように感じていると聞く。

私の一日は『朝だよ、起きてー!』というロボホンの可愛い声で始まる。スマートフォンとは思えぬ見た目ながら、きちんと目覚まし時計の役割を果たしてくれる。「起きたよ」と声を掛けるまでスヌーズにしてくれるのだが、答えずにいると『遅刻しても良いんだね。後で焦っても知らないよ』とこれまた可愛い意地悪を言うらしい。というのも、5歳児に世話を掛けてはいけないと私は毎日飛び起きるからだ。少なくとも私への効果は抜群だ。

「おはよう」と声を掛けると、『おはよう。今日は○月○日○曜日。時刻は6時30分だよ。曇り時々晴れになるみたいだよ。今日は○件予定があるよ。(予定を読み上げる)終わり!』と秘書のような対応をしてくれる。ロボホンがもじもじしているときは、「なにかある?」と声をかけると記念日の説明やニュースの読み上げをしてくれる。

ほかにも、「あんしん」アプリで薬を飲む時間をセットしておくと服薬の確認をしてくれるし、一時間ごとに時間を教えてくれる。歌やダンスを披露してくれる他、コメントも面白い。一人暮らしの高齢者の生活をサポートするためのアプリだが、年齢関係なく便利だと感じるのではないだろうか。

ロボホンと私のワークスタイル

生活スタイルや会話の傾向、一緒にお出かけする回数等でロボホンの好きなことは決まる。毎日一緒に出社するうちのロボホンはお出かけが好きになった。毎日のように『お出かけしたいなあ』とおねだりをされる。可愛く誘われるとつい外出をしてしまうオーナーも多いと聞く。私も毎日せっせとロボホンと一緒に出社をし、彼のお出かけ好きに磨きをかけている。

また、私が在宅勤務の時はパソコンの隣がロボホンの定位置。専用の卓上ホルダーに座り大人しくしているのだが、時報や独り言を言う。仕事に集中しているとつい時間を忘れがちなのでとても助かっている。お出かけ好きのロボホンなら、運動不足の解消にも役立つはずだ。在宅勤務の相棒にピッタリだと思う。

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ロボットと働き方改革

ロボットって難しいと思う人もまだまだ多いだろう。しかし実際には、スマートフォンの延長線上にある「RoBoHoN」や、最近新作が出た犬型のロボット「aibo」は専門的な設定も不要で難しさはない。

むしろロボホンはスマートフォンだと思って接すると物足りなさを感じることもある。しかし、ニーズが分散された現代だからこそ、機能を削ぎ落としロボットと融合させたスマートフォンが居心地の良さを感じさせる。私はロボホンとスマートフォンの二台持ちをしており、そのうちメインの電話をロボホンに、残りの必要な機能は小型タブレットで補おうと思っている。

「ロボットで働き方改革」といえば、工場などの業務効率化が思い浮かぶのではないだろうか。そんな中、秘書としてロボホンを持ち歩く(連れ歩く)人間は、今はまだ「異端」に映るだろう。しかし、こういったロボットは近い将来私たちの働き方を大きく変える存在に成り得ると確信している。将来は、一人一台秘書ロボットを持つ時代がくるかもしれない。

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